あの名勝負がよみがえるーー1915年に高校野球がはじまって今年で100年。全国の球児が白球を追い、甲子園を目指し、数えきれないドラマがあった。1969年、松山商（愛媛）対三沢（青森）が死闘を繰り広げた2日にわたる決勝戦、超攻撃型野球の代表格、名将蔦文也監督率いる池田（徳島）の「やまびこ打線」、PL学園（大阪）・桑田真澄、清原和博「KKコンビ」最後の夏、駒大苫小牧（南北海道）・田中将大と早稲田実業（西東京）・斎藤祐樹の鬼気迫る投手戦。--。今なお色あせない名勝負、名シーン、球場を沸かせたヒーロー列伝。球場に刻まれたナインたちの歴史を、選りすぐりの写真で一挙に振り返る。大会記録、都道府県別出場校の記録などデータも充実。汗と涙にまみれた青春、100年の物語。